新作イラスト、仕事9点、個展のオリジナル作品7点を更新しました。よろしかったらご覧ください。
今年の冬は暖かいので、庭の花がラッパを吹いているように
咲き乱れて、まるで春がきたようです。
最近は仕事やなんやかやで忙しくて
このブログも放置していたのですが、昨日は確定申告も終わり
ほっとひと息ついているところです。
このところ仕事の合間に見てハマっているのが
「不適切にもほどがある!」というTBSのドラマで
脚本が宮藤官九郎ということもあって、面白いです。
阿部サダヲ演じる主人公が、タイムトラベルをして
1986年と2024年を行ったりきたりするのですが
二つの時代の空気や常識が微妙に違うので、そのギャップに
登場人物が身悶えする感じが面白いです。
1986年の描写を見ていて懐かしいな~!と思いました。
少女はみんな聖子ちゃんのようなヘアスタイルで
少年はツッパリファッションが恰好良かった時代。
そういえば当時、学校の授業中に教師がタバコを吸っていたなあ
とか、体罰も当たり前だったし
テレビではエロっぽいシーンが結構あって、現代にくらべて
雰囲気がおおらかでしたよね。
最近はコンプライアンスや、ジェンダーに抵触する表現は
「不適切」と認識されてしまう時代です。
どちらが良い悪いではなく
なぜ38年でこのように変化してしまったのだろう?
と考えると、経済が強い時代は、多少のリスクも気にしないところが
あったけれど、弱い時代はリスクヘッジが重要視されたりしますよね。
あとSNSの普及は大きいと思います。
一度炎上してしまうと、大事になって社会的信用を失ってしまう時代で
社会が誰にでも優しくて安全な方向を目指している。
それが時には場の雰囲気を息苦しくしたり、ややこしくしたり
面白くなくしているのかもしれません。
現代人が感じているそんな息苦しさを、このドラマは
ガス抜きしてくれているのかも、と思いました。
そんなこんなで。。忙しい時ほど息抜きに
コンテンツに頼ってしまう私です。