新作イラスト、仕事9点、個展のオリジナル作品7点を更新しました。よろしかったらご覧ください。
ここ半月は何かと忙しくしていたので
落ち着いてこのブログに書けなかったのですが
実は、先日うれしいことがありました。
一年前に家の光協会の「家の光」という雑誌で
「思い出の母の味」という読者体験手記募集の記事のカットを
描かせていただいたのですが、それを見られた読者の方から
私のイラストを見ていたら、その方のお母さまのイメージと重なって
するすると文章が出てきたので、エッセイを書いて応募をしたら
おかげさまで最優秀賞をいただきました。
悲しい思い出だったのですが、賞をいただけて嬉しい思い出になりました。
という感謝の言葉が綴られているメールをいただきました。
正直驚きましたが、とても嬉しかったです。
老平さん、こちらのHPからメールをいただきまして
どうもありがとうございました!
メールの返信が何故かできなかったので、このブログ上ですみませんが
御礼申し上げます。(読んでくださるとよいのですが。。)
書籍の世界では、テキストと読者をつなぐサポートをするのが
イラストレーターの仕事だと思っていますが
いつもは編集やデザイナーの方とのやり取りで仕事が終わるので
なかなか読者の方の直接の反応をお聞きすることがありません。
イラストレーターをやっていてよかった!と思えた瞬間でした。
またイラストレーションにそんな力があったのかと
改めてイラストレーターという仕事の可能性を感じられた出来事でした。
ともすると私達イラストレーターは、派手なお仕事で
脚光を浴びたがるところがありますが
本当はこういうことが一番大事なのだな。。。と思いました。
イラストを見てくださる方に何をプレゼントできるのか?
これからもそれを感じながら、制作していきたいです。
老平美喜代さんの最優秀賞「春だ 春だ」というエッセイは
家の光6月号に掲載されています。
老平さんの温かくて悲しい思い出が、お母さまの作ったフキ味噌の味と
ともに感じることができます。
機会がありましたら、みなさんもぜひご一読ください。
※追記
先日、このブログを読んでくださった老平さんからメールをいただきました。
どうもありがとうございました!
お母さまへのプレゼント、心温まる後日談をお聞きできて嬉しかったです。