新作イラスト、仕事9点、個展のオリジナル作品7点を更新しました。よろしかったらご覧ください。
新しい元号が発表になりましたね。
「令和」
初めてニュースで聞いた時は、ちょっと意外だったというか
語呂がクールであまり明るくない感じがしたので
どうなんだろう?と思いましたが、万葉集に書かれている歌から
命名されたとのことで、その歌を読んでみると
なんとも美しい日本語だと思いました。
初春の令月にして、気淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披き
欄は珮後の香を薫らす
暖かな風にのって梅の香りがふんわりと頬をかすめる新春の
美しい情景が浮かんできます。
令は「おめでたい」とか「うるわしい」という意味らしく
和は昭和の和と同じく「おだやかに」とか「仲良くする」という意味。
「美しくおだやかに仲良く」
なんとも日本人らしい元号だと思いました。
「令和」の時代はそうなるといいですね。
最近の私はというと、そんな余裕はないはずなんですが
春になったので、土だらけだった庭にせっせと草花を植えました。
引っ越して一年半経つのに、庭にブルーシートがかかった家なんて
近所でなんて思われているか。。殺人事件の現場みたいだなあと
思いつつ放置していたので、えいやっ!と。
疲れたけど、土いじりは癒されるし楽しかったです。
どの子もスクスクと育つといいのですが。。
それはさておき、ジャパトラ4月号(住まい教育推進協会)
森久美子さんの連載小説「木は生きている」第十三話 大工の棟梁を育てる1
の挿絵を担当しました。
幼い主人公が、お祖父さんに連れられて行った材木屋で
ひのきの丸太の年輪を数えているところです。