新作イラスト、仕事9点、個展のオリジナル作品7点を更新しました。よろしかったらご覧ください。
まだまだ寒い季節ですが
庭を見ると、チューリップの芽がひょっこり顔を出していて
少しずつ春が近づいているのだなと感じています。
周りの人達が「よかった!泣いた!!」と興奮して口にしているので
そんなにいいのかな?と思い、観に行ってきました。
クイーンというバンドのフレディ・マーキュリーをテーマにした映画
「ボヘミアン・ラプソディ」
クイーンは学生の頃、貸しレコード屋で借りてきて
テープに録音して何度も聴いた思い出があります。
「ボヘミアン・ラプソディ」という曲を最初に聴いた時の衝撃は忘れられません。
今までこんな曲聴いたことがない!と思いました。
よくこの曲はロックとオペラの融合だと言われていますが
多重録音による壮大なボーカル。
意味深な歌詞。
メロディや構成の素晴らしさ。
もう。。すごい!というしかない曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=kDy5tg_z0ag
ここから少しネタバレなのでご注意を。。
映画でもこの曲を制作した当時のエピソードが語られていて
そうだったのか。。と感じ入りました。
5分という長い尺で、当時のロックシーンとは毛色が違う曲だったので
最初はレコード会社も難色を示したようですが
クイーンは「この曲は絶対ヒットする」と言って譲らなかったそうです。
そしてフレディがどんな気持ちでこの歌詞を書いたのか?
そこにはバイセクシャルである自分に苦悩し、孤独を感じる心情が
そして、万人の悲しみや孤独を歌っているようにも感じられます。
学生の頃はフレディのボーカルもクイーンの曲も
すごいのは認めていたけれど、どちらかというとイギリスの
パブ・ロックなど(エルビス・コステロとか)を好んで聴いていたので
あまりクイーンには関心がなかったのですが
今回、色々と知ることができて面白かったです。
やはりラストのライブ・エイドのシーンはウルっときました。
(ライブ・エイドは1985年にイギリスで開催された
アフリカ難民救済を目的とした、20世紀最大のチャリティーコンサート)
クイーンと観客の距離の近さがいいなあ。
今度、気持ちが落ち込んだときは「We Are The Champions」
でも聴いてみようと思いました。