新作イラスト、仕事9点、個展のオリジナル作品7点を更新しました。よろしかったらご覧ください。
ここ最近は何かと忙しくしていて、ブログの更新が遅くなりました。
今年はずっと暖かいなと思っていましたが
ここ数日は肌寒くなりましたね。
インフルエンザにかかっている人もチラホラいます。
みなさんも気をつけてお過ごしください~。
朝の連続ドラマ「スカーレット」が好評なようです。
私も朝ご飯を食べながら見ていますが
これがなかなか地味に味わい深く面白いです。
よく考えてみると前回のドラマ「なつぞら」と「スカーレット」は
設定が反対だなと気がつきました。
「なつぞら」の主人公は、戦争孤児で血のつながらない家族に育てられるが
周りの人達からとても愛されて、順風満帆に自分の好きな道を歩んでいく話。
「スカーレット」の主人公は、実の親兄弟はいるけれど貧乏で
父親がお人好しの酒浸りなので、振り回されて自分の好きな道を断念させられて
しまう。その境遇の中から自分の好きなことを見つけていく話。
血はつながっていないけれど明るい家庭で育った主人公と
血がつながっているからこそ、少し暗さのある家庭で育った主人公。
「家族」というのはその人の土台なのだな、と実社会でも
ドラマを見ていても思います。
私はぽやっとした家庭に育ったので、社会の荒波に揉まれましたが
美術大学に入れてもらったりと色々な恩恵を家族から受けてきたので
恵まれている方だと感じています。。
朝ドラを見ていると、そんな当たり前のありがたさに気づかされます。
それはさておき
10月号からリニューアルされた雑誌「じゃぱとら」で
引き続き、森久美子さんの連載小説「木は生きている」の挿絵を担当しています。
第十五話 偉くなくとも正しく生きる1
まさに主人公が家族に愛されているシーンを描きました。