新作イラスト、仕事9点、個展のオリジナル作品7点を更新しました。よろしかったらご覧ください。
昨日はCDアルバム「くもり時々雨のち晴れ」の装画を
担当させていただいた、ユーフォニアム奏者・新井秀昇さんの
マスターズコンサートにご招待され
洗足学園音楽大学まで伺ってきました。
こういったライブコンサートは初めての体験だったので
とても新鮮で楽しかったです。。!
CDでは何度もお聴きしていたユーフォニアムの音は
ライブだと、何というかより立体的な奥行きを感じました。
音の強弱やレガートを伴って、まるで歌っているように演奏される新井さんの
ユーフォニアムの楽曲は「素晴らしい!」としか言いようがありませんでした。
ここまでの演奏をするのに、いったいどれだけの努力と研鑽を
積んでこられたのでしょう?
メロディーの合間のブレスの音、低い反響音
そして金管楽器の音はお腹にズーンと響いてくるので、とても迫力がありました。
やはり生演奏はいいですね。
新井さんは作曲もされるのですが、子供の頃の感覚を描いた
「あの日の印象」、東日本大震災後に作られた「祈り」
ソナタ(音楽の形式です)などの曲が演奏されました。
温かいお人柄が、そのまま投影されているような曲に
癒されたり、楽しい気持ちになったり。。
そしてCDアルバムに収められている「くもり時々雨のち晴れ」の曲の後には
私をイラストレーターとしてご紹介してくださって
ありがたかったです。(一張羅を着ていってよかった~笑)
そして最後にはピアノでバッハの「ゴルトベルク変奏曲」の
アレンジしたものを披露してくださいました。
そういえば打ち合わせの時、グレン・グールドが好きだとおっしゃっていたのを
思い出しました。
新井さんのバッハは静かに語りかけるような音でした。
ここ最近、母が入院したりとシリアスな時間が多かったので
とても気分転換になりありがたかったです。
そして洗足学園音楽大学のアーティスティックな校舎に息をのみました。
こんなキャンパスで音楽を勉強できるなんて。。
昨日は、いつもとは違う世界に触れ楽しい一日を過ごせました。
新井さん、どうもありがとうございました!
10月16日にリリースされたCD「くもり時々雨のち晴れ」は
こちらのサイトで販売中です↓ よろしかったら秋の夜長にお聴きください。
https://hidearai.wixsite.com/euph/cd