新作イラスト、仕事9点、個展のオリジナル作品7点を更新しました。よろしかったらご覧ください。
7月は何かとイベントが多かった気がしますが
個展を控えていてそう遊んでばかりいられない状態なので。。汗
どうしても行かなくてはならないイベントだけ参加させてもらっています。
大学の先輩の七回忌の集まりにはじまり
坂川塾のOB会、休眠状態のバンドのプチライブなどなど。
さすがにもうヤバい。。個展の制作の進みがひどい状態なので
展示へのお伺いなど、個展が終わるまで色々と不義理になってしまうかと
思いますが、すみません、お許しくださいませ。
そんなイベントの中、どうしても行きたい展示があったので
行ってきました。
ちひろ美術館で開催されている
「ショーン・タンの世界展」です。
https://chihiro.jp/tokyo/exhibitions/91789/
以前から気になっていた作家さんだったので楽しみにしていたのですが
期待を裏切らない素晴らしい展示でした。
ショーンを初めて知ったのは、雑誌イラストレーションの
特集ページだったかと思います。
「アライバル」という移民をテーマにした、鉛筆(ともしかしたらコンテ?)
だけで描かれた絵と、文章がまったく無い絵本があるのを知り
上手いな、面白いなと思いました。
かわいらしさ、物悲しさ、ユーモラスさ、奇妙さが
混然一体となって壮大な世界観を作っているショーンの数々の絵本は
「愛しい」という言葉がしっくりくるでしょうか。
今回の展示で原画をじっくり拝見して、精緻な筆跡を堪能できました。
ショーンといえば、クリーチャーの存在は欠かせないですが
最初は紙切れに思いつきで描いた異形の物が
やがて縦横無尽に絵本やアニメの中で動き回っているのを見ると
改めて人のイマジネーションの面白さを感じます。
短編アニメ「ロスト・シング」も上映していたのですが
ショーンのクリーチャーが沢山登場していてよくできたアニメでした。
(アカデミー賞短編アニメ部門を受賞したらしいです。)
ちひろ美術館で7月28日まで開催中です。
よろしかったら遊びに行ってみてください~。